れおこ、手持ちの積みゲーについて語る 第2回
積みゲーの紹介が思いのほか楽しかったので続けて紹介していく。
今回も未プレイのゲームから3本セレクトする。
前回同様、あくまで未プレイのゲームであるということ、なぜ私が購入を決断したのかにフォーカスしていくことに留意していただきたい。
Library of Ruina
「どうかあなたの本がここで見つかりますように」
「Library of Ruina」は韓国のインディーズスタジオ「Project Moon」から発売されたゲーム。
プレイヤーは図書館の司書となり、ゲストをもてなす。
本のページを集め、図書館は拡大を続けていく。
SCP風*1な存在を管理するゲーム「Lobotomy Corporation」と世界観を共有する実質的な続編で、前作のストーリーもろもろがえげつなくてお気に入りだったこともあり、とにかく気になって購入してしまった。
厨二心をくすぐられる単語の数々、人をアリを潰すかの如く殺す異常存在、えげつない設定のキャラクターたち。
重厚な世界観を彩る、一見メルヘンなようでいてその実ダークファンタジーじみたMiliの楽曲もとても良い。
余談だが、前作「Lobotomy Corporation」もいろいろとハードなゲームではあるもののおすすめ。
百花繚乱の如く咲き乱れる職員たちの死体(デフォルメされてるとはいえ)を見ることに特に抵抗がないのであれば、ぜひとも購入を検討してみてほしい。あとBGMが最高
Into the Breach
傑作ローグライト「FTL:Faster Than Light」を制作した「Subset Games」が贈るターン制ストラテジー。
ファイアーエムブレムのような戦略シミュレーションがゲーム性としてはおそらく近いか。少なくとも「Into the Breach」に関しては、要するに"詰め将棋"らしい。
ターン制ストラテジーといえば「Civilization」が有名なタイトルだが、
「Into the Breach」の開発者から言わせれば
"4X(eXplore『探検』, eXpand『拡張』, eXploit『開発』, eXterminate『殲滅』)ストラテジーは『探検』の作業が冗長かつ面白みのないものになりがちだ"
"だから我々はひたすら『殲滅』を繰り返すゲームを作った"
ということらしい。思い切りが良すぎる
例によってゲーム自体は高難易度らしいが、ぎりぎりのリソースをやりくりしながら苦境を乗り越えるというのはやはり達成感に溢れる行為にほかならない。いつかやろう…やろう…
A Short Hike
かわいい鳥の少女がハイキングに出かける癒しのゲーム。
暖かみに溢れるドット絵で描かれる山麓を歩き回ったり、あるいは飛んだり。
時には現実の喧騒から離れた体験もやはり必要だろう。少なくとも私には必要なのだ。
☆☆☆
今回もゲームを3本紹介したがいかがだっただろうか。
私が感じたそれぞれのゲームの魅力が少しでも伝わっていれば幸いだ。
それでは今回はこのあたりで。
*1:SCP財団:架空の超常存在をテーマにした創作コミュニティ