たとえ空が堕つるとも

れおこのにっき

残光 ~ LEDライトとスマートデバイス/キラキラ部入門 ~

 

 

「アレクサ、ミラーボールを回して」

 

最近LEDテープライトを始めとするLEDライトの類をデスク周りに設置した。
この手のライトは基本的に赤外線リモコンによる操作が可能なのでAlexaデバイスと連携することにより日常空間に近未来的な輝きをもたらすことができる。

日常的な空間(私の場合はデスク周り)を変化させるというのはちょっとした刺激にはもってこいだ。

ただデスク周りが光るだけ。それは間違いなく機能性や利便性の面で見たら無益と断じる人がいても決して不思議ではない行為で、私自身周囲の人たちがこういった装飾を施していることにまったく疑問を抱かないと言えばうそになる。

しかし、IoT*1を間に噛ませると話は変わってくる。

基本的に私はライトの類をAlexaを介して操作している。
これがまあ近未来感があって良い。

スマートデバイスによるIoTはそれこそ機能や利便性の象徴とも言えるもので、それで一見して無駄とも捉えうるLEDライトを操作するというのは非合理的であるように見える。

だが、実のところこれはむしろ合理的なのではないかと私は考える。

というのも、IoTによる半恒久的かつ明確な生活水準の向上と、色とりどりのライトがもたらす一時的な非日常感の両方を一度に享受できるからだ。

日常の一部が変化することがここまで生活感に影響するとは思わなかった。

 

そして、私は同時にIoTによる生活空間のアップデートを目論むことにした。

具体的には部屋のメインの照明を廃し、Alexaで操作可能な間接照明のみを部屋の光源とすることにした。

さらに、もちろんすべての照明がそのままAlexaで操作できるわけではないので、私はスマートプラグの導入を決断。

これはコンセントに噛ませることで電源のオンオフをAlexaから操作できるデバイスだ。

 

余談ながら実はこれを導入した理由はスマートライトでないアナログの照明を操作可能であること以外にもう一つある。赤外線リモコンの干渉を避けられるからだ。

LEDライトのような製品の赤外線リモコンはとにかく干渉する。ひとつのライトを操作したつもりがほかのライトの色が変わったり、特定のライトを消したと思ったら別のライトがついたりともうしっちゃかめっちゃかだ。

しかしスマートプラグはAlexaでリモコンを操作する(厳密にはスマートリモコンをさらに介しているが)のではなく、プラグの電源のオンオフを切り替えるだけなので赤外線を必要としない。つまり干渉を防ぐことができるのだ。

 

閑話休題

スマートプラグの導入によりスタンドライトやベッドサイドランプといったアナログな照明もAlexaから操作することが可能になる。

ただ体を動かして手を伸ばすだけの行為が面倒なだけの怠惰の極みに思われるかもしれないが、デスクを極限まで快適にしてそこから動かなくても良いという生活はとにかくストレスを軽減できる。

なにかと大変なことも多い世の中で、自分の部屋という安住の地でくらいは怠惰に過ごしたいもの。
ちょっとの工夫でテンションが少しでも上げられるならなおさらだ。

f:id:reoco:20210417094306p:plain

饗宴

 

 

というわけでスマートデバイスによるLEDライトの操作について述べた。

今回の記事で少しでも生活に彩りを加えていただければ幸いだ。

 

それでは今回はこのあたりで。

 

 

 

 

 

*1:Internet of Thingsの略。家電などの現実世界のデバイスをインターネットを通じて操作すること

プライバシーポリシー お問い合わせ