たとえ空が堕つるとも

れおこのにっき

れおこ、好きなゲーム音楽について語る 第2回

 

 

続けて前回紹介しきれなかった曲をゲームにまつわる思い出も交えて語っていこうと思う。

今回はボーカル曲多め。

 

 

 

 

No Way Back ~Out of My Way~(GOD EATER

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ヴァジュラ神属の接触禁忌種「ディアウス・ピター」との戦闘BGM。

会敵と同時にサビが流れ始める豪快な使い方、ディアウス・ピターのややめんどくさい肉質、GOD EATERのシナリオに置いて重要な意味を持つミッション『蒼穹の月』から連なる因縁……作中でもとにかく印象深い曲。

本曲はアレンジバージョンのひとつだがほかにもいくつかバリエーションが存在する。

 

 

Remember(ARMORED CORE for Answer)

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「貴様らには水底が似合いだ」

カラードのランク1「オッツダルヴァ」との戦闘BGM。

どこか神々しさを感じられる曲調だがその実有名な”水没イベント”の印象が強く結果的に不思議な感情を呼び起こす楽曲。

余談だが曲名は『ステイシス』とする案もあったそう。
「ステイシス」はオッツダルヴァの駆る機体名で”速すぎて相手が止まっているように見える”ことに由来するらしい。歌詞を鑑みても興味深い対案であると言える。

さらに余談ながら『ARMORED CORE VERCIDT DAY』でも本曲のアレンジが使用されている。

 

 

Iron Lotus(Library of Ruina

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「今日、都市の星が1つ沈むことになる」

リウ教会南部一課の部長「シャオ」との戦闘BGM。

日本のアーティスト『Mili』が手掛ける楽曲で、『Library of Ruina』に彼女たちが提供する曲の中ではアグレッシブな雰囲気がお気に入り。
民族音楽感とどことなく中国を思い起こさせるのが特徴。

Library of Ruinaは私自身は未プレイなので早くゲーム内で聴きたい。

 

 

名を冠するものたち(ゼノブレイド

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ユニークモンスターとの戦闘BGM(今回貼り付けたのはリマスター版)。

荒々しいイントロとフィールド上を彷徨く強力なモンスターの猛攻に面食らうかもしれないが、ある程度シュルク達が成長するとユニークモンスターとも渡り合えるようになる。

激しい曲調からブレイクを挟んだ後に反転攻勢を思わせる曲調の転換がゲーム内で強大な敵に立ち向かうシュルク達にオーバーラップする様はまさに圧巻の一言。

ゲームのインタラクティブメディアとしての可能性を感じさせる一曲。おすすめ。

 

 

戦闘!イーラ(ゼノブレイド2)

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ゼノブレイド2』の前日譚を描くDLC『黄金の国イーラ』の通常戦闘曲。

戦闘曲としては体感珍しいアコースティックサウンドをベースにしたジャズ調の小洒落た楽曲。
前日譚を描くコンテンツとは大抵バットエンドを含むビターなエンディングに向かうもので、『黄金の国イーラ』も例外ではないゆえに全体として仄かな哀愁を帯びている。
明るめのサビに少し安堵する一方でラウラ達の旅の結末というどこか後ろ暗さを予感させる良曲。

余談ながら『ゼノブレイド2』の戦闘システムをさらに発展させた『黄金の国イーラ』における優れた戦闘ギミックは必見。

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

ボーカル曲多めの紹介だったがいかがだっただろうか。

前回の記事から通して意識して書いている部分にお気づきの方もいるかと思うが、私はとにかくゲームとのシンクロを重視している。

音楽の力は偉大で、それがゲームの内容と合わさったとき途方も無いエネルギーが人々の胸を打つ、そういったゲームの可能性を私は信じたい。そういう思いでこの記事を書いている。

少しでもゲーム音楽の魅力が伝われば幸いだ。

 

 

それでは今回はこのあたりで。

 

 

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