たとえ空が堕つるとも

れおこのにっき

HALO5:Guardians ストーリーの要約(前半)

 

 

 

 

登場人物

 

ジェムソン・ロック

 マスターチーフと並ぶ今作の主人公のひとり。スパルタン*1の第四世代。元はONI*2のエージェントだが、倫理観に欠いた組織の元工作員にしてはどちらかというと人道的な発言が目立つ。スパルタンⅣ4名からなる精鋭部隊 ファイアチーム オシリスのリーダーに任命されマスターチーフの拘束を指示される。

 

マスターチーフ

「よう」

――――HALO2「グレイヴマインド」より

HALO4」までシリーズの主人公を務めてきたスパルタン。人類を数々の危機から救い戦争を終結に導いた英雄。今作でもロックと共に主人公を務める。シエラ117やジョンとも呼ばれる。旧知のスパルタンⅡ4名で構成されたブルーチームを率いて宇宙の海に消えたはずのコルタナの幻影を追う。

 

コルタナ

「運よ。…違った?」

――――HALO3「アライバル」より

本作の物語の鍵を握る人類史上最高のAI。その正体はハルゼイ博士*3がフォアランナー*4の技術を用いて自らの人格データをクローン化しAIとして再構成したもの。マスターチーフを、さらには人類をも幾度となく窮地から救ったマスターチーフの「守護天使」。前作「HALO4」ではランパンシー*5により長くは持たないとされており、さらに同作の最終局面で消滅したと思われていたが…。

 

アービター

「たやすいことではない」

――――HALO3「ヘイロー」より

サンヘイリ(人類にはエリートとも呼ばれるエイリアン)の指導者。コヴナント*6の調停者*7だったが、教義の解釈の違いから一部のサンヘイリを率いて離反、人類との一時的な同盟を結ぶ。マスターチーフとは根深い因縁があるが、最終的に共に戦い人類を(一応の)勝利へと導いた戦友となった。現在は惑星サンヘリオスにて軍事組織「サンヘリオスの剣」を結成、内戦の収拾に追われている。

 

 

ストーリー

 

オシリス

UNSC*8にとって極めて重要な意味を持つ指名手配者、キャサリン エリザベス ハルゼイ博士を奪回せよとの命令が、ファイアチーム オシリスに下される

 

UNSCの重要人物ハルゼイ博士の奪還を目的としてロックを始めとするスパルタンⅣ4名からなる精鋭部隊ファイアチーム オシリスが組織された。オシリスはフォアランナーの遺産の制御に失敗し権威を失墜しつつあったコヴナント残党の指導者ジュール・ムダマの抹殺に成功し、ハルゼイ博士を奪還する。

 

 

ブルーチーム

旧知のスパルタンⅡブルーチームと共に、
マスターチーフは連絡を絶った ONI の研究ステーション、アージェント ムーンの調査に向かう

 

伝説の英雄、マスターチーフとその旧知の仲のスパルタンⅡ3名で構成されている部隊ブルーチーム。ONIのステーションであるアージェント ムーンを調査するマスターチーフは道中でコルタナの幻影に接触、惑星メリディアンにコルタナの痕跡があることを確信。ブルーチームは任務を放棄しUNSCに無許可でコルタナの捜索へ向かう。

 

 

ガラス

ブルーチームを追い、オシリスはUNSC の権力が及ばないガラス化された星へ向かう

 

無許可離隊したブルーチームを拘束せよとの命令がオシリスに下った。

ブルーチームの痕跡を追ってオシリスはコヴナントによってガラス化*9された星メリディアンへ向かう。

道中メリディアンを統治するスローン執政官なる人物に接触するも、彼の正体はAIでしかもランパンシーによる耐用年数の限界が迫っていた。

 

 

メリディアンステーション

オシリスは、メリディアンステーションには多くの機密が隠されていることを知る

 

メリディアンにてオシリスはプロメシアン*10と交戦する。さらにブルーチームの痕跡と思わしきものを発見、何やら隠し事をしているらしいスローンに不信感を募らせつつも引き続きブルーチームを捜索する。

 

 

未確定

メリディアンの地下深く、オシリスはブルーチームを追う

 

メリディアンの地下で、オシリスは”コルタナを守護する者"ウォーデン エターナルを名乗る存在と接触、コルタナの元へ行かせまいとするウォーデンと交戦するもこれを撃破。その先でとうとうブルーチームに追いつく。ロックはマスターチーフの拘束を試みるもブルーチームを取り逃がしてしまう。

さらにメリディアンに眠っていたガーディアン*11を起動され、メリディアンは危機に陥る。

 

 

脱出

ブルーチームと切り離され、なんとか追いつこうとオシリスは奮闘する

 

軌道エレベーターを通じてメリディアンからの脱出を図るオシリス。スローンは以前にコルタナと接触しており、ガーディアンの起動と共にメリディアンが危機に陥ることを予見していたようだ。さらにスローンの口からは「創られし者」なる意味深な言葉が…。

 

 

再会

ブルーチームがジェネシスに到着した時、ガーディアンの起動の真の理由が明らかになった

 

一方ブルーチームはジェネシスと呼ばれるフォアランナーの惑星に到着。さらにマスターチーフは復活を果たしたコルタナに接触する。コルタナはドメイン*12と接続したことでランパンシーを克服、再生したようだ。コルタナの目的は彼女曰く「創られし者」による「マントルの継承」らしい。その意味するところとは…。

 

 

サンヘリオスの剣

マスターチーフが窮地に陥ってることがあきらかになり、オシリスの任務は身柄拘束から脱出へ変更される

 

惑星サンヘリオスのスネイオンと呼ばれる場所にガーディアンが眠っていることが判明。スネイオンの調査にはアービターの協力が必要不可欠だが、サンヘリオスは今人類との同盟やフォアランナーの遺物を巡る内戦状態に陥っていた。さらにガーディアンを操っているのはコルタナであるという結論がハルゼイ博士から導き出される。コルタナによるスネイオンのガーディアンの奪取を阻止するべくオシリスはサンヘリオスの剣と協力してアービターの支援へ向かう。

 

 

*1:あらゆる面で通常の人類を凌ぐサイボーグ。強力なアーマーと高い身体能力を持つ

*2:Office of Naval Intelligence、海軍情報局。UNSCにて各種の諜報任務や工作活動を行う情報部門

*3:ONIの技術者。スパルタン計画の産みの親で、さらにコルタナの人格の元となった人物でもある

*4:人類の遥か先を行くテクノロジーを持つ超古代文明。10万年前銀河を統治していたが既に滅亡している

*5:コルタナを始めとした人類が製造しているスマートAIが抱えている一種の構造的欠陥。だいたいスマートAIにとっての寿命のこと

*6:シリーズを通して敵軍を務める異種族間の軍事的宗教連合。つまりはエイリアン。フォアランナーを崇拝し人類を目の敵にしている

*7:コヴナントそのものを揺るがす事態が発生した時に任命される役職。Arbiter

*8:United Nations Space Command、国連宇宙司令部の意で、地球軍とほぼ同義

*9:コヴナントによる戦術爆撃。文字通り地表がガラスで覆い尽くされる

*10:肉体をデータ化して機械の体に意識データを転写したフォアランナーの兵士

*11:本作の副題でもある超巨大フォアランナードローン。正式名称ガーディアンカストード。フォアランナーが宇宙の治安維持に用いた「ピースメーカー」構造体の一種

*12:フォアランナーが利用していた銀河規模のデータベース。いわゆるアカシックレコード、宇宙の説明書

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